PKD/PKC

#発作性運動誘発性ジスキネジア(PKD)  #発作性運動誘発性舞踏アテトーゼ(PKC)

【Column0002】

今回は病気の具体的な症状について書きます。発作性運動誘発性舞踏アテトーゼ(PKC)の症状について。こちらのブログ記事(※)によくまとめられています。まずはこちらを参照してみてください。
※ Blog: EsspressoMilano/ Writer: エスプレッソさん


PKC持ちはこのブログを見れば自身と同じだと感じるはずです。病気の個人差はあるかと思いますが私も9割方一致しました。まだPKCの診断を受けておらず、奇妙な症状からこの病気を疑っている方もいるかと思います。そういった方のためにも私のこれまでの病気の経緯を書いておきますね。


病気の初期段階,P1。短距離走のスタートや、突然の指名で前に出なければいけない時などに違和感を感じます。具体的には手足の先端がムズムズ、ジワジワといった感覚。この段階ではまだ気のせいかなと感じる程度です。主に感じるのは動き始めの数秒ですが、走っている途中から感じることもありました。


病気が少し進行した状態,P2。手足のムズムズ、ジワジワを感じてもそのまま動き続けると・・。やがて手足が硬直して動けなくなります。走っている最中の場合は最悪転倒。硬直を防ぐにはムズムズ、ジワジワを感じたら直ちに動作を止めること。この程度ならまだ日常生活の中で誤魔化しがききます。


病気がさらに進行した状態,P3。手足のムズムズ、ジワジワを感じる頻度が多くなり、硬直だけなく発作が出てしまいます。その具体的な発作内容は、硬直していた手足が勝手に動き、顔が引きつるといったもの。発作は数秒。ここまで進行すると動きを止めて発作を防ぐことが難しくなってきます。


病気がさらに進行した状態,P4。発作の度合いは病気が進むにつれ重くなっていき、発作の起きている時間が長くなっていきます。手足の動きもより大きくなりまさに舞踏状態。顔のひきつりも激しくなり、眼球の移動(一方向を向く)も加わります。私が薬を飲む頃には発作時間は10~20秒になっていました。


一番ひどい状態の私のPKC発作を表すのに都合のいい動画を見つけました。多少オーバーではあるんですが、こちらの動画の鳥のボスの暴れっぷりがそっくりです(0:33~)。暴れた後に疲れるところなんかもw 同じPKC持ち(P4の段階)なら共感するシーンだと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=CiozBwx_RpA&list=PLZym3RgnVFvGp1C6qPdnnbFVJlkw5NQa5&t=1s


以上、私のPKC病歴をさっと書いてみました。ちなみにP1~P4はProgress(進行度)の頭文字を取って、私が説明しやすいように勝手に付けただけですのであしからず。PKCの症状は個人差あると思いますが、P3以上になると普通の社会生活を送るには服薬(テグレトール)が欠かせないと思います。