PKD/PKC

#発作性運動誘発性ジスキネジア(PKD)  #発作性運動誘発性舞踏アテトーゼ(PKC)

【Column0005】

今回はPKC発作が治る時期について書きます。私は現在30代半ば。実は今年正月に普段飲むテグレトールを4日間ほど断薬して確認してみたところ・・・、発作は起きませんでした!!急に呼ばれて反応した時に僅かにムズムズの感覚を覚えましたが、それも小学校入学前相当の軽いものでした。


今後は大学病院を受診して薬をやめるかどうするか決める予定です。ちなみに30歳の頃に試した時には、発作の起きる前兆のムズムズの感覚を強く感じていました。それでも今思うと、20代後半から30代になるにつれ、ムズムズの感覚は少しずつ薄れていったような気がします。


薬を飲んでるのにどうしてムズムズの感覚を感じていたのか?実は土日休みで外出予定がない場合は薬を飲まずにいました。以前触れましたが風邪薬程度の眠気を感じることがあるためです。意識的に頭を使っている分にはいいのですが、ぼーっとしてると眠気を感じやすくて。


ただ、日曜夕には飲み始めないと月曜朝に薬の効能が完全に切れている状態で。その日曜夕(ちょっと多めに服用)を飲み忘れた時に出先でムズムズを感じ冷や冷やしたことが何度かあるわけです。結果的にですがその飲み忘れがPKCの経過観察に役立ったわけです。


さて、少し話それましたがPKC発作が治る時期についてのまとめです。個人差あると思いますが、俗に言われているように30歳を越えた頃からになると思います。今まで薬を飲み続けてきた苦労もありますが、飲むことで発作が完全に抑えられたので結果よかったと私は思ってます。


発作が出なくなったことはありがたいのですが、まだ素直に喜べない部分があります。探求心からでしょうか。PKCは現研究段階では、発作時に身体の不随意運動が見られることが特徴とされています。学術的研究結果は出ていませんが、脳運動野における情報伝達物質の暴走が原因ではないかと私は考えます。


もし運動野でなく言語野で情報伝達物質が過剰放出されたらどうなるか?と私は考えました。もちろん信号が暴走したら滅茶苦茶な事になりそうですが、放出量をコントロールできたとしたら。実は特定条件化で思考速度がすごく速くなってると感じた事が過去何度かあるんです。ただの仮説ですが解明したい。